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第5日 長津田〜鶴間(その2)     

                    (歩いた距離 10.3km   2002.08.03)

 国道246を行く。
 町田街道の長津田辻を過ぎ、東名高速の横浜町田インターに行く国道16号を横切る。
 この辺りは外国車の販売店が多い。

 国道246はここから新道となり、旧246が左に残っている。これが矢倉沢往還であろう。

yagu05-14.JPG  右に文久3年(1863)の文字だけの庚申塔がある。

yagu05-15.JPG  道の向かい側に白山神社がある。
 今日は盆踊りがあるらしく、テントが張られ
造花で飾りつけられている。

yagu05-16.JPG yagu05-17.JPG  国道246の脇に、この辺りの
地名である「五貫目道祖神」がある。
 かつては先の鶴瀬橋にあったものを
移したという。北は世田谷、青山で、
西は伊勢原、小田原、南は戸塚、鎌倉の
三方の分岐点の道標を兼ねている。

 旧道は国道246から右に分岐する。
 国道を渡る歩道がないので先の信号まで行き迂回して旧道にもどる。

 鶴瀬橋を渡ると、大和市にはいる。

 この辺りが鶴間の宿である。

yagu05-18.JPG  立派な門構えの旧家で、
庭が透けて見える塀の前に「相州鶴間村宿」という石碑
があり、「東江戸十里 西大山八里」と書かれている。
 また、その横に「新田義貞鎌倉進撃路」と書かれた案内柱
がある。

 その手前に、大黒天開運神社がある。
 大山阿夫利神社の分社で、大山参詣の時にはこの宿で一泊して身を清め、
必ず財布をなぜ清めて金運にあやかるように祈願したという。

 狛犬は、小型の猫顔で昭和56年(1981)の「渡来」である。

 境内の奥には、新田義貞の銅像が立っている。
 新田義貞が元弘3年(1333)に鎌倉幕府の北条氏を討つために鶴間を通ったことに
因んだものという。

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yagu05-23.JPG yagu05-24.JPG  白壁の蔵のある旧家
がある。
 数年前にきた時は
古い造りの家がもっと
あったように思う。

 鶴林寺がある。境内が広く大きな寺である。
 明治以降は下鶴間学校が置かれたところで、隣が下鶴間不動尊である。

yagu05-25.JPG

 渡辺華山が相模を旅した時に泊まったという「まんじゅう屋」跡
の説明板がある。

 道の角には赤い屋根掛けの地蔵がある。

 一本南側の道に諏訪神社がある。

 参道には苔むした安政6年(1859)の「江戸」狛犬がいる。たてがみも尾も渦を巻いている。
顔や足が少し欠けている。

 他に拝殿の前に昭和58年(1983)の「しょうわ」狛犬がいる。

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yagu05-29.JPG yagu05-30.JPG  旧道に戻るとすぐ、
八王子と鎌倉を結ぶ「滝山街道」と交差する。
 そこに笠をかぶった庚申塔がある。
 多くの穴があいているが、
長い間横たえられていて雨だれで穴があいたのだろうか。
 隣に大山道標を兼ねた馬頭観音がある。

yagu05-31.JPG  西に向かうと相模原からつながっている
「大和歩行者専用道」と出会う。
 これは子供たちが小さいときに、歩いたり自転車で
よく散歩した道である。

 小田急鶴間駅で乗車して、帰宅。

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